2011年5月5日木曜日

Ubuntuの新バージョン

Ubuntu11.04が4月28日にリリースされて、もう一週間になる。リリース直後に、アップグレードして使っているのでその感想を書いておきたい。

まず、インストールしているハードディスクであるが、これは複数ある。なんのために複数にしているかと言えば、万が一の備えにというのと、今回のように新バージョンが出たときにまずは試用してみてからということがある。

だから今回アップグレードしたのはUbuntu10.10がはいっていた予備機の方だ(HDD120G)。
マシンのスペックは、
CPU: AMD Athlon X2 DualCore Processor BE-2350
メモリ: 2.0GB
ビデオカード: ATI Radeon HD4300/4500 Series
という自作マシンだ。

インストールの手順や詳細は、ネット上に数多く出されているので省略する。
今までのUbuntuとどこが変わったのか、使い勝手はどうかという点で述べてみたい。

1.まず目につくのがなんと言っても、UIのUnityだろう。これまで採用されていたGNOMEに変わって、デスクトップ環境にUnityに変更になった。Unityは、Compizとの組み合わせによるデスクトップ環境なので、Compizが動作するかどうかがまず問題になる。推奨ハードウェアについては、UnityHardwareRequirementsに出ている。
Unityを無効にすることもできる。ログイン画面で「Ubuntu Classic」を選択してログインすればこれまでのデスクトップ環境が有効となる。ただし、11.10ではまた、「Ubuntu Classic」はなくなるようなことが言われているので、しばらくは様子見が続くかな友思う。Unityは3Dグラフィックに対応していないと使えないので、「VirtualBox」ではUnityを使うことはできない。

2.Firefoxが3.xから4になった。これで一番変ったと思うのは、3.xでは、複数のタブを開いていたときにそれを保存してとじることができたが、4.0ではそれがなくなっている。また、ホームボタンがなくなったこと、ブックマークの管理がなくなったことが大きい変化だ。(その後、上部タイトルバーからブックマークの「すべてのブックマークを開く」をクリックすることで、これまでの「ブックマークの管理」が表示される)

3.標準のオフィススイートがOpenOfficeからLibreOfficeに変更になったこと。使い勝手はそれほどの変化はないようなので困ることは今のところない。

これらが特に変わった点で、相対的には普段の使用で困ることはない。
11.04にかわつたことで参考にしたサイトを上げておく。

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