2011年7月9日土曜日

涼を求めて

こんこんと湧き出る観音水。この清流を利用して流しソーメンがおこなわれている。7月8月は結構なにぎわいを見せている。

2011年7月7日木曜日

破綻しながらもナゼしがみつくのだろう?

日経ビジネス 「記者の眼」から
http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20110705/221302/?P=2
「核燃料サイクルは破綻している」
今こそ再処理を考え直す時

 再処理工場がいつまでも動かない結果、日本中の原発に溜まっている使用済み核燃料は、貯蔵設備の限界に近づきつつある。福島第1原発の事故では冷却プールで保管していた使用済み核燃料棒も損傷し、放射性物質が飛散したとみられている。原子炉の中で核反応を起こしている核燃料に比べればはるかに安全と思われていた使用済み核燃料でさえ、「これほどの危険性を秘めているとは、正直なところ知らなかった」(経済産業省幹部)という声も上がった。

 福島第1原発事故の収束と巨額の損害賠償という難題に直面する今となっては、核燃料サイクルは、もはや国にも電力業界にも背負いきれない重荷になってしまったのではないか。
《中略》
 生前、中川氏に聞いたことがある。プルトニウムを含む核廃棄物を再処理する工場を日本国内に置く意義がある、と。ある経産官僚も「中川氏は、いわゆる『潜在的核保有論』による抑止力を意識していた」と述懐する。日本が核燃料サイクルを続けていれば、いつでも核兵器を作れる、という潜在能力を暗示することになる、ということだ。中曽根康弘元首相から連綿と連なる自民党の保守勢力には、どうしても核燃料サイクルを推進したいという政治的思惑があったのだ。
《中略》
 原子力環境整備促進・資金管理センターに積み立てられた3兆円を超える埋蔵金は、法律により、再処理と最終処分に使うものと定められている。最終処分の積立金はどのみち必要になるとしても、もし再処理を諦めれば、2兆4416億円を福島県の被災者の賠償に充てる道が開けるかもしれない。

 いずれにせよ、19兆円とか、43兆円とか、途方もない金額を投入すべき事業なのかどうか。いま一度考え直すべき時機が来たことは間違いない。

2011年7月4日月曜日

政治家の言葉

玄海原発:再稼働に同意 町長が九電社長と面会
岸本町長は「運転再開を了解したい」と述べ、再稼働に同意した。東京電力福島第1原発事故の影響で、停止中の全国各地の原発が再稼働できない状態が続く中、立地自治体の首長が正式に同意したのは初めて。
毎日新聞 2011年7月4日 11時33分(最終更新 7月4日 13時32分)
玄海町長 原発再開容認伝える
7月4日 12時22分(NHK)
会談のあと、岸本町長は「安全対策は確保されていると、私自身が確認したし、海江田経済産業大臣も来て、国が責任を持つと発言した。それを踏まえ、町としては運転を再開をしてもよいと判断した」と述べました。
どこをどう検証して了解となったのか?経産省の大臣がやってきて、説明されたぐらいのことで再稼働を同意するなどということは、始めから再稼働を同意するということであったのではないかと思う。

ここだけの話ではないが、町長や県知事などの再稼働に慎重な姿勢というのは、町民や県民または反対派に対する一種のパフォーマンスではないかと私は思っている。ある一定期間ガス抜きを計って本題を進めるというやり方はよく使われる手法だからだ。

2011年7月1日金曜日

僅かな揺れを感じた


7月1日、お山開き、愛媛は午前中雨。昼前には雨も上がって曇り空に。このところ各地で地震が頻繁に起こっている。